家事の分業について考えをまとめてみました。
少し長くなってしまったのですが、良ければお付き合いください。
の記事でも少し触れましたが、ものけまるの家庭では家事を分業しています。また、財布も分けています。
家の事は妻がやるもの
その考え方は
もはや太古の昔のもの
だとものけまるは考えます。
今や共働きが主流となっている世の中。家事も共働きにするために、参考程度にものけまる夫婦が実践している家事分業や、政府発表の情報について記事にしてみました!
- 今まで奥さんに任せっきりだった男性!
- これから結婚される方!
- 家事分業に挑戦してみたい方!
にオススメの内容となっております。
それでは、いってみましょー!
夫婦の働き方と家事分業
有償労働時間と無償労働時間
まず、この問題に対して考える時に理解しておかなければいけないと感じたのは、有償労働時間と無償労働時間です。
有償労働 お金をもらって働くこと。給料等 無償労働 お金をもらわないけど働くこと。
もちろん、家事は無償労働になります。
日本人は働きすぎと言われますが、実際どのくらいの時間働いているでしょうか。
内閣府男女共同参画局のページ
が1番分かりやすく説明していましたので、参照させてもらいます。
OECD(経済協力開発機構)が2020年にまとめた生活時間の国際比較データ(15~64歳の男女を対象)によると,有償労働時間は
日本男性の有償労働時間は452分(OECD平均317分)
https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r02/zentai/html/column/clm_01.html
日本女性の有償労働時間は272分(OECD平均218分)
となっております。
日本男性の有償労働時間は平均より大幅に長く、日本女性は平均より長いことが分かります。
たしかに、長いですね。
それでは今回の肝となる、無償労働時間ですが、
日本男性の無償労働時間は41分(OECD平均136分)
https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r02/zentai/html/column/clm_01.html
日本女性の無償労働時間は224分(OECD平均262分)
となっております。
日本男性の無償労働時間は平均より大幅に短く、日本女性は平均よりやや短いことが分かります。
このデータから、
日本人は男女共に総労働時間が長い
(OECD男性平均453分-OECD女性平均480分 日本人男性平均493分-日本人女性平均496分)
ということが分かります。
あれ、男性が無償労働時間にあてる時間なくない…?
男女別にみて、日本は総労働時間が最長であるとの記載もありました。ありゃりゃ。
通勤時間と妻の収入
総労働時間は男女共にとても長い。
というデータが目に見えて分かってしまいました…
では対策としてどうしたらいいんでしょうか?
内閣府男女共同参画局はページ内では
夫の通勤時間を減らして、無償労働時間を増やすこと
https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r02/zentai/html/column/clm_01.html
と
妻の有償労働時間を伸ばし収入を増やすこと
https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r02/zentai/html/column/clm_01.html
が挙げられています。
たしかに、通勤時間が長ければ有償労働にかける時間が長いということになるので、短くしましょう!という考え方はとても意義があると感じます。
また、昨今テレワークを実施している企業が多く、そもそも通勤時間が減った夫をもつ家庭が多いのではないでしょうか?
- この減った通勤時間分で、家事を分業しましょうということ。
- そもそも通勤時間そんなに無い夫に、データで目に見えてお伝えすることで、無償労働時間を増やしましょうということ。
これがこの記事のメインテーマかもしれません。
妻の収入のあげかた?
そんなものはものけ。は知らないです(笑
具体的に家事分業って何をしたらいいの?
ここまでデータを一緒に見てみて、
- 日本は男女共に総労働時間が最長
- 夫は通勤時間を減らすこと
- 妻は有償労働時間を増やして収入を増やす事
という目標が考えられてきたと思います。
では実際のところ、家事分業はなにをしたらいいの?
という疑問が出てきますね。
ここで、ものけまるが実践している家事分業について述べさせていただくと…
相手が嫌い・苦手な家事をやる
というのがベストだと思います!
ものけまるの妻はどちらかというと洗濯は苦手です。
また、日用品のストックの管理なども、どちらかというと苦手な方です。
(かといってものけ。が上手い訳ではありませんが)
そういうふうに嫌い・苦手分野に、夫が参入してきたらどうでしょうか?
素直に嬉しくないですか?(笑
- ご飯を作るのが苦手な妻のために、週のうち3日は夫がご飯を作る。
- 休日は夫が公園へ子供を連れて行く。
…等、色々出来ることはあると思います。
ですが、1番重要で欠かせないポイントがあります。
それは、
夫婦間でのコミュニケーション
です。
これが出来ていないと、相手の嫌い・苦手な事も分からず、ただ何をしたらいいー?って聞くしかないですよね。
忙しく仕事してるときに何もしてない同僚が何したらいいー?って呑気に聞いてきたらどうでしょうか。
すこしイラッとしませんか?
日々コミュニケーションをとり、嫌い・苦手な家事を把握しておくことで、スムーズに家事分業に取り組めると思います。
何をするにしても、まずはコミュニケーションから!
まとめ
データを駆使して情報をお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
まとめとしては、
家事分業するならコミュニケーションを取れ!
というところでしょうか?
何も話さずに相手の気持ちなんてわかりませんからね。
気にしてる風とか、手伝う気持ちはある風だけでうまくいくはずないんですよねぇ。
親子でさえ、血のつながった他人というのに、夫婦なんて血も繋がってない他人ですから(笑
気持ちを全て汲むことはできません。
相手のことを思って行動することが大切なんだとものけまるは思います。
ですが、無理はいけません。
データにある通り、日本人は働き過ぎなんです。
そこの時間の管理をどうするかってことが重要なので、詰め込んで家事をすることは体や心を無理させることです。
夫婦で一緒に男女共同参画局のページを見て、一度ライフスタイルを考えるのも1つの手だと、ものけ。は思います。
ということで、今回は以上でーす!
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